もしもの時のファーストエイドキットを作る
ファーストエイドキットと検索すれば、あらかじめ必要なものが一通り揃ったキットがたくさん発売されてますが、最終的に必要かそうでないかは自分で判断するので、最初から自分で揃えていくことにしました。
もしもこんな事態になったらどうしようとか考えだしたらキリがないので、今回は軽い怪我や症状などに対応したファーストエイドキットを作ります。
備えあれば憂いなし
アイテム | 用途 |
---|---|
キズパワーパッド™ | 軽い擦り傷などに |
ポイズンリムーバー | ハチに刺されたら |
滅菌ガーゼ | 個別包装されているもので、圧迫止血用に |
包帯 | キズパワーパッド™ の補強用に |
アミノバイタル GOLD | 筋肉の回復 |
芍薬甘草湯 | 足がつったら |
ミドリ安全 塩熱サプリ 6粒PTPシート | 脱水しかけたら |
ストッパ下痢止め EX | 急な腹痛に |
バファリン プレミアム | 急な頭痛に |
トイレキット | トイレがなかった時に |
軽い擦り傷には「キズパワーパッド™」
軽い擦り傷などに使用します。
使い方ページをみていると「水道水で洗い流してから、キズパワーパッド™を貼ってください。」とのことなので、消毒液がいらなくて荷物減っていいかなと思いました。
ただあまり怪我をしたことがないので「湿潤療法」を経験したことがないのですが、どうなんでしょう?水道水で洗い流しての箇所は水場の少ない山の中では厳しいことになりそうなので、昔ながらの消毒液+バンドエイドのほうがいいのかな。
まぁあくまで下山後に病院にいくまでの応急処置なので、血が止まってできるだけ傷口にバイキンなどが入らないようにする程度のことができればいいかなと今は思います。
ポイズンリムーバー
ハチに刺された時などに使用します。
「吸引力が違う」とダイソンみたいなレビューが Amazon にあり、評価が良かったので F.G.Labo のポイズンリムーバーにしました。
吸引器本体と吸引カップ 2 種類、ガーゼと止血帯がセットになってました。
早速試しに使ってみました。
レバーを引く回数で吸引力を調整することができます。
吸引カップに逆止弁がついていて、吸引した状態で吸引カップを取り外すことができます。
以下の写真ではわかりずらいかもしれませんが、オレンジの部分を引き上げると空気が入り、取り外せました。
片手で吸引した状態で吸引カップを取り外すのは少しコツがいるので、同行者がいれば取り外してもらうほうがよさそうです。
滅菌ガーゼと包帯
滅菌されたガーゼが個別包装されているものを用意しました。
軽い擦り傷には水洗い後に滅菌ガーゼで傷口を軽く圧迫して止血し、傷口を拭き取り、キズパワーパッド™ を貼り付けて包帯で軽く固定します。
ハチに刺された時には毒針を抜いてポイズンリムーバーで吸い出した毒液や血などを滅菌ガーゼで拭き取り、抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏を塗布してバンドエイドを貼って応急処置します。
包帯は伸縮性があって重ねるとくっつくタイプの包帯にしました。
飲み薬やサプリなど
なんか飲んだら元気になった「アミノバイタル GOLD」
以前、先輩にいただいて飲んだらなんか身体が元気になった気がしたので、持って行きます。
芍薬甘草湯
こちらも以前、軽く足がつりそうになっていて座り込んでいたら、道行くおばさまにいただいて治った気がしたので持って行きます。道行くおばさま、あの時はありがとうございました。
登る前に飲んでいます。
ミドリ安全 塩熱サプリ 6粒PTP
脱水対策にはポカリスエットやアクエリアスをマメに摂取すればいいかと思いましたが、いかんせん液体は重たいので、簡単に摂取できるサプリにしました。
1 錠ずつ個別に取り出せるものがあったのでそちらを購入。
ストッパ下痢止め EX とトイレキット
突発的な腹痛に水なしで飲めるストッパ下痢止め EX。
ほんとにヤバイ時にはトイレキットを使います。(まだ使ったことない)
モンベルで安かったので購入しました。
バファリン プレミアム
頭痛薬にはバファリン。効き目の即効性があるバファリン プレミアムを持っていきます。
ドライパックなどにいれて完成
塩熱サプリや、アミノバイタルはアクセスしやすいザックのウエストベルトのポケットに入れ、その他すべてをドライパックなどにいれて緊急時にザックから取り出しやすい場所にパッキングします。
防水メッセンジャーバッグで有名な ORTLIEB のドライパックなどにいれるといいかもしれませんね。
自分は衝動買いした、山と道 ZIP pack にいれてます。
最低限の応急処置ができてコンパクトなファーストエイドキットが完成したと思います。
実際に使ってみて足りないものがあれば追記していきます。
また処置の方法がわかっていなければ意味が無いので、以下の本などよく読んで応急処置の基礎知識は頭に叩き込んでおこうと思います。スマホの Kindle アプリにいれておけばいつでも読むことが出来ますね。